レバッジとは
「少ない資金で、大きな金額の取引を可能にする仕組み」のことです。
FXが少ない資金で取引できるのは、差金決済という方法で「トレードで生じた差額(損益の分)」だけをやり取りしているからです。
手持ちのお金の何倍もの取引が可能になっています。
値動きでも利益の額が大きくなるということは、同じように、損失の額も大きくなるということです。
なので、レバレッジの数字にだけ注目するのではなく、そのポジションがどれだけの損失になる可能性があるのかを、事前に想定しておくことが大事です。
もし損失側に大きく動いても
国内FX会社では口座に入れた資金が無くなるまえに強制的に取引を終わらせて資金を守る「強制ロスカット」の仕組みを必ず導入しています。
レバレッジを大きくして損失側に動き過ぎたとしてもこの仕組みのおかげで資金は守られるので安心です。
但し、大きくし過ぎた&想定外の値動きが瞬間的に動いた、という場合は強制ロスカットが間に合わない可能性もあるので値動きが大きな通貨ペアで取引するときは注意しましょう。
海外FX業者に注意
金融庁の許可を受けていない海外FX業者は数百~1000倍もの高レバレッジを謳う所もあります。
ただこのような認可を受けてない業者とのやり取りはトラブルも多く、もし何かあっても国は助けてくれず自分で解決をしなくてはなりません。
レバレッジの高さだけで海外業者を選ぶのはやめましょう。