スワップポイントでFX長期運用

2国間の通貨を売買するFX取引において金利の高い通貨と金利の低い通貨の間で生じる金利差を言います。

「安いときに買って高いときに売る」、いわゆる売買差益が基本となりますが、スワップポイントは売買差益以外に利益を得る唯一の方法になります。

スワップポイントは、ポジションを保有している間は毎日受け取ることが可能です。

↓ではスワップポイントを利用したFX長期運用のやり方や始める時の注意点などについて解説します。

FXで長期運用を行うのはとっても簡単です。

政策金利が安い国の通貨で高い国の通貨を買って後は放置するだけです。

日本円は世界でも屈指の超低金利国なので政策金利が高い国の通貨を日本円で買うとこうスワップポイントが期待できます。

レバレッジを利用して少ない資金でも沢山通貨を買う事が出来るのもFX長期運用の魅力。

ただしレバレッジを強める程、為替変動の影響を大きく受けます。

利益側に動いているときは良いですが、損失側に動いた時はせっかくのスワップポイント益が変動で台無しになる事もあるので注意しましょう。

また反対に金利の高い国通貨で安い国の通貨を買うとスワップポイントがマイナスになります。

マイナスの時は逆に毎日支払いをしなくてはならないので、長期運用をする場合は自分がいま行おうとしてる取引のスワップポイントがプラスなのかマイナスなのかをしっかりと調べておきましょう。

スワップポイント損益は日数を積み重ねて利益を大きくしていくものなので、短期売買の場合は気にする必要はありません。

レバレッジをかけて取引をした場合、こうスワップポイントが貰えるトルコリラやメキシコペソ、南アランドの場合は非常に大きなスワップポイントが期待できます。

とくに人気の高いトルコリラの場合は一時期スワップポイントが100円を超えた事もあります。(1万通貨辺り)

但し政策金利が高い国＝リスクがある国であることが多く、為替変動も大きめなのでレバレッジをかける時は注意しましょう。

貰ったスワップポイントをそのまま運用の方に回すことでどんどん元手が大きくなっていき年を経るごとにさらに大きなスワップポイントが期待できる。

それが複利効果です。

FXの場合は為替変動やスワップポイントの上下変動も考慮しないとなので理想的に行かない場合もありますが、このように複利効果も狙えるのが長期運用の強みです。

FX会社が土日はやっていないのでその分のスワップポイントがどこかでまとめて入ってきます。

そのまとめて入ってくるのが水曜日です。

水曜日空木曜日にかけてポジションを持っておくと土日分も加算されてとてもお得なのです。

金利が低い国の通貨で高い国の通貨を買えばスワップポイントがプラスで収益となりますが、逆にしてましうと反対にスワップポイント分を支払わなくてはなりません。

取引をする際はスワップポイントがプラスなのかマイナスなのかをしっかりと確認しましょう。

また政策金利が高い国は地理・政治・経済的にリスクがある国である場合があります。

そのため為替の変動も大きくなりがちです。スワップポイントが多くもらえるからとレバレッジを高くして取引をすると為替変動に巻き込まれて意図しない所で強制ロスカットを食らってしまう、、何てことになりかねません。

変動リスクも考えて長期運用するときは高くてもレバレッジは3倍程度に抑えておくのが良いです。

以前は豪ドルが長期運用の代表格でしたが近年は政策金利も下がり、長期運用に向かない通貨となってしまいました。

今おすすめなのは南アフリカランドにトルコリラ、そしてメキシコペソです。

経済的・政治的に不安定となる事があるので為替変動には十分に注意しなければなりませんが非常に高スワップポイントが期待できます。

外貨預金には無い機動性を活用しよう
銀行が行っている外貨預金でもトルコリラやメキシコペソの商品があります。

ただ外貨預金の場合はFXに比べて得られる利息が少ない事、手数料が高い事、そして一度契約すると容易に解除できないのがネックです。

為替は常に変動してるので満期のタイミングによっては利息よりも為替変動での損失の方が大きかった、何て場面もあります。

FXは外貨預金と違っていつでも取引を停止＆再開ができて、一日単位で収入が入るので為替をチェックしながらオンオフをしていきましょう。

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